モノノ怪第十二話化猫大詰めの視聴感想です。
とうとう最終回ですねぇ…
特ダネ。
証拠。
裏取引。
証拠隠滅。
殺人。
退魔。
清め…祓うぞ…鎮まれ…モノノ怪!
■アバン
再度現れた記者…まだ話していないことがあるはず…
では…本当のことを話してもらいましょうか!!(デデン
■Aパート
記者はなかなか話したがらない…
ただただ自分を正当化し…嘘を突き通す…
『チリーン…』
コイツにカワイそうだなんて言われたくない!ってな感じの天秤の鈴。
…とうとう現れたイチカワセツコ。
加速する列車…犇めき合う猫…チヨ!子供!婦人!記者に群がる猫たち!!
「場に刻まれた記憶…記憶が理を…理が因果と縁を…呼び起こす!全ては…サカ…シマ…ニ…形と真と理…転生の地へと至る!理の景色…見せて…頂く!」
毎朝日報。
市長の汚職ネタを報告するセツコ。注目の的だったのに汚職ネタと言ったとたんそっぽを向く同僚たち。
セツコもなかなかキツイ性格してますね…とはいえまさに男社会な新聞社ではこれくらいトンガらないとやっていけないでしょうけどね…
証拠があまいそして女であることを指摘され触発されたセツコは決定的な証拠を求め取材へ…
傍観者薬売りも回想ではマネキン化ですよ!意思が発動したときは受肉してますが(笑)
料亭吉祥。
張り込むセツコは痴女扱いかヨ!(酷
市長激写!関係者も激写!決定的な写真撮ったヨ!
…ナンデセツコノシャシンモアルノ?…ナンデジカンガモドッテイクノ?
記者!必殺手掌返し!発破をかけたというところらしいが…怪しい…
ウソ…見込んでいたわけじゃない…猫もっと群がってやれ(ぉ
カンカンカフェ。
昨夜会っていたのは市長と鉄道会社取締役と建設会社社長。市長は鉄道会社に便宜を図り条例を通した。取引銀行は市長の叔父が頭取だったことがある。
これだけ揃っていれば記事にできる。記事の全てはセツコに任せる…セツコ嬉し泣き!記者慌てすぎ!(笑)
通過する列車にセツコの姿が!?…記者!ウソついたら殺られるぞ!セツコ様がみてるぞ!(ぉ
…マタジカンガモドッテイマスガ?
電話…裏工作…情報漏洩…密告…取引…
営業終了のカフェでは…
有名になりたい…燻っているのはイヤ…
これは…今で言うところのキャバクラですか?
足をナデナデされてますが…チヨちゃん!!(えー
市庁舎。
キミの所の人間!?
やっぱりかぁ!!(シッテイタヨ
■Bパート
こなた旅館。
一心不乱にペンを滑らせるセツコ…BGMは小松亮太&チャーリーコーセイで下限の月!(ぉ
男の元に訪れる婦人。
心に溜まる姑への不満…拠り所は男への想いだけ…
セツコもアレだなぁ…屈折してるなぁ…
男に見下されることには反発してるのに自分は同姓を見下してる…
小銭を稼ぐ旅館の女将…男がいないと生きられない婦人…男に媚を売るチヨ…とは違う新聞記者様ですか…
橋の上…記者との待ち合わせ…
周囲を異様に警戒する記者…命を狙われるネタだから…セツコ自覚なし!
マダマダジカンハモドルノデスネ?
不審…原稿を渡していいのか…
マッチ…点された火…原稿を焼く…
上の人間にも話は通っている…
妬みなんかじゃない…はなから記事にする気なんか一片たりともなし!
浅はか…セツコ浅はかだよ!別の所に持ち込むなんて黙ってりゃいいのに!当て付けで言っちゃうから!って…うわぁ…レイプシーンみたいだ…(汗
ジカンハアノトキニモドルノ?
この期に及んで己を正当化する記者…耳元で囁く薬売り…怒ってますか?(ぇ
記者は、最後の力を振り絞り抵抗したセツコをとうとう投げ落とす…
その悲鳴を聞いた婦人…
自殺を作り出した記者…
橋から下を覗く記者を目撃した子供…
居眠りをしていた運転士…
『ユルサナイ…ユルサナイ…イヤダァァァ!!』
イチカワセツコの血を舐めた猫…
スベテノトケイガアノトキニモドル…
ここで起きた出来事なんて私達には関係ない…
今が自分が幸せならソレでいい…
『ユルサ…ナイ!!』
『キンッ!!』
「アヤカシは…宙にあり…人は世にあり…モノノ怪の形を成すのは…アヤカシの器に…人の因果と縁…なれど一度…人の世にあるモノノ怪は…斬らねば…ならぬ…ここは既に…化猫…よって…清め…祓うぞ…鎮まれ…モノノ怪!トキ…ハナツ!!」
薬売り退魔バージョン降臨!
いやぁ次々に貼られていく御札が綺麗だなぁ…
現実に引き戻された記者…周りはマネキンではなく人間…市長も生きていて…
助かった?発射時刻はもうすぐ…いや…止まった時計…今が最後の審判の時か!?
しかし…後悔の念はなし!
時計が逆回転始めたよ!マネキン化!アンタは地獄に逝き腐れ!!
『ユルサ…ナイ!!』
「滅!」
無数の猫の魂が退魔の剣により浄化されていく…
まるで花の様に…
■Cパート
後日譚。
職務を全うする刑事。罪を認める運転士。
表沙汰になった汚職とセツコの死。行方不明の市長と記者。
セツコへの花と新聞。あの橋へ集うチヨちゃんと子供と婦人。
「人は世に生まれるモノ…アヤカシは世に在るモノ…生まれるモノと在るモノが…真と理を伴えば…形を得る…形を得て…在ってはならぬモノノ怪が生まれる…モノノ怪を絶やすことはできぬ…されど…モノノ怪を斬り…祓うことはできる…故に剣があり…剣を使う手がある…さて皆様…貴方様の真と理…お聞かせ願いたく候…モノノ怪が人の世にある限り!」
『キンッ!!』
猫をあやしている薬売りのなんて穏やかなこと…
こんな薬売り始めてみたなぁ…物凄く優しそうだ…
そして、猫が消えたときは…とても寂しそうだな…
前回同様に「ここでED!?コレで終わり!?」と叫んださ…マジデ(近所迷惑
いや…まぁ後日譚があってよかったよ(苦笑)
最終的に化猫の餌食となったのは最初の市長と最後の記者だけでしたね。餌食はこの二人だけでよかったと思うんだホント。
子供なんか殺されちゃったらあまりに不憫だって…落とした瞬間を見たわけでもなさそうだし…
生き残った面々は性根を入れ替えて真っ当に生きていくでしょう…二度とあんな目に会わないためにも(ぉ
ちょっと気になるのは、セツコは結局自分のことしか考えていなかったのかなぁということ。どうも社会正義のためというお題目さえないような気がする…自分の周りの男社会さえ屈服できればいいような…(ぉ
兎に角。この路線で死んでいった猫たちが成仏(?)したことが最大の収穫でしょうかね。
最後にチヨちゃんが薬売りを感じたようで…この二人(といっていいのか?)の因縁は続きそうですネ。
総じて。
これでモノノ怪も終わりとなりました。全体を通じていえるのは…難しいよ!解釈千差万別だよ!でもソレがイイ!ってことですか?(ぉ
怪談やホラー、推理モノが基本好きなんでこういうのはホント面白いですけどね(笑)
モノノ怪では退魔シーンは重要視されなかったみたいですね。退魔シーンをフルで入れたのは鵺のときだけでしょうか…ayakashiのときが物凄く綺麗だったんで期待は高かったんですがちょいと残念かなぁ。
ということで、薬売りにまた会えるよう次回作を期待してます。
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